活動記録

仙台のDMPです

第8回シーガル泉CS(12/17)

こんばんは、お久しぶりです!

多忙&面倒で、一ヶ月間ブログを更新しませんでしたw

僕は、この一ヶ月間、身の回りの事が落ち着き、やっとDMが出来る環境になったので、楽しく遊んでました

そして12月17日に開催される第8回シーガル泉CSで勝つために、握るデッキを探していました

色々なデッキを回す中、展開が早くボードアドバンテージを得る事ができ、尚且つ受けも強いデッキを求めるようになりました

 

今回のCSは

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みんなが大好きな赤黒デッドゾーンに至った

 

〜握った経緯〜

現在流行している5cバスターの裏切りの魔狼月下城の影響でマッドネスが環境で増える事を予想し、赤黒デッドゾーンは少し厳しいかと思いましたが、それは元々モルトNEXTや赤黒バスターに積んであるマッドネスの枚数が増えたというだけで、裏切りの魔狼月下城を抜きにしても単騎ラフルルの展開力やデッドブラッキオのカウンター要素がある5cバスターに不利対面である、マッドネス入りの白単天門や墓地退化、青白ミラダンテの母数は減っていると考え、不利対面の青白ミラダンテが減り、また赤白ジョバンニに有利対面である緑単サソリスや環境トップの5cバスターにハンデスで有利を取れる赤黒デッドゾーンは今の環境で勝てると考えました

そこで、ハンデスと盤面制圧力によって絶大なボードアドバンテージを得る事が出来る赤黒デッドゾーンを選択しました

また、プレイングもそこまで難しくなくその分かなり強力な引きを要求される場面がありますが、これまで時間制限に苦しめられていた僕にはぴったりのデッキということもありました

 

〜構築〜

実はというと、当日の一週間ほど前まで僕の赤黒デッドゾーンには、轟音ザ・ブラックVが1枚も入っていませんでした

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もちろん4ターン目のザブラサイコのムーブは3ハンデスで相手のハンドの質を落とすことができるため、かなり強力ですがそれに伴い、序盤のハンドキープやマナ置きを考えると4ターン目におけるこのムーブの要求値が高くなります

また新規のジアースを台頭としたマッドネスを恐れていたというのも理由の一つです

そこで、1枚で次ターンの相手の動きを制限し返しのターンにサイコを乗せることで盾を割らず一方的にハンドを枯らすことができる解体人形ジェニーが強いと考えました

解体人形ジェニーの場合、単色であり1枚で解決するため要求値が高くなく、4ターン目における単体の動きでは轟音ザ・ブラックVよりも遥かに優れています

以上の理論により僕の赤黒デッドゾーンは轟音ザ・ブラックVが0枚、解体人形ジェニーが4枚の構築となり、CSまでの間に調整を続けていました

しかし、公認大会などに赤黒デッドゾーンを持ち込んでみると、一つの問題が浮かび上がりました

轟音ザ・ブラックVを採用しないと環境トップであるバスターを取ることが不可能である

不利対面であるデアリバスターを例にすると、先攻でハンドにトリッパーを握っている場合は、相手に2コスブーストを打たれても返しのターンでトリッパーを建てることができるため1ターン相手のマナが停滞し相手の解体が着地する前に此方から解体でハンデスすることで相手のペースを乱しバスターアパッチの着地を遅延させることが出来ます

この様に先攻トリッパーならば解体でも問題はないのですが、先攻でハンドにトリッパーを握っていない場合や後攻でハンドにトリッパーを握っている場合だと話は大きく変わります

先攻でハンドにトリッパーを握っていない場合は、相手に2コスブーストを打たれてもトリッパーを着地させることが出来ないため次のターンに解体が飛んで来て、その解体で自分の解体を落とされ、さらに次のターンはバスターアパッチリュウセイが着地し4ターン目まで此方は何も出来ないままダイレクトまで持ち込まれてしまいます

この場合、盤面を返すにはバスターの3パンチにホーリーを踏ませザゼロを2枚侵略ZEROで踏み倒しデッド1サイコ1またはデッド2を侵略させてジャスキルするか、3パンチでホーリーを踏ませさらに次のターンにホーリーを踏ませてSAデッド侵略でジャスキルするという、かなり難易度の高い事を要求して来ます

後攻でハンドにトリッパーを握っている場合でも、先攻2コスブーストを打たれて次のターンに解体でトリッパーが落とされるため、3ターン目に此方は何もすることが出来ず、さらに次のターンにはバスターアパッチリュウセイが着地して目も当てられない状態になります 

これまでの話を聞くと解体ザブラ云々の前に4マナ到達する前にバスターに走らされる、または4コスに到達しても動けないから関係ないじゃん、と思われるかもしれませんが、これはギフトを絡めない最速ムーブの場合です(ギフトを絡めると先攻トリッパーでも3マナでバスターに走らされるので死ぬ)

相手が最速ムーブを決めることが出来ない場合もあります、僕もデアリバスターをリアル所持していますが、2→4(解体)→バスターアパッチの流れは毎回の様には決まりませんし、やはりその隙を突いて盤面を返すには轟音ザ・ブラックVの存在が必要不可欠だと考えました

後攻でハンドにトリッパーを握っている場合を例にして、相手はアパッチがハンドにもマナにも無かったとしましょう、この場合は解体でトリッパーは落とされますがアパッチがないためイーヴィルバスターイーヴィルでフルパンをして来るのでホーリーを一枚でも踏めば、返しのターンでザブラを着地させハンドか墓地にあるデッゾを侵略して相手のイーヴィル解体またはバスターを焼きながらハンドを落としブロッカーを残す事が出来ます、さらに要求値は高いですがデッゾ2枚を侵略またはザゼロ1枚を侵略ZEROで踏み倒す事が出来れば盤面を返すことが可能です

この場合、4ターン目に解体を出しても相手のバトルゾーンに関与する事が出来ないため、負けを防ぐという意味では何の役にも立たないのです

先攻でハンドにトリッパーを握っていない場合も例にしてみましょう、相手が解体を着地させられなかったとして此方は解体かザブラサイコを選べる訳ですが、この場合は相手は解体を消費しなかった分ハンドを1枚余分に持っているのでイーヴィルとホールを合計2枚またはバスター2枚をハンドに抱えている事が多く、解体1枚ではケア出来ない事があるため、ザブラサイコでハンドを3枚落としハンドの質を落とす事の方が後のジャスキルの事も考えると有利です

これは5cバスターにも言えることですが、4ターン目に解体を出しても相手がハンドに裏切りの魔狼月下城とイーヴィルバスターを抱えている事があり解体1枚ではケア出来ません

また最速ムーブで解体を着地されても、解体とザブラサイコを抱えていればザブラサイコが実質5枚目以降の解体の役割を果たす為、相手に有利を取れます

この様に、不利対面を不利のままにせず出来るだけ勝ち筋を広げるために轟音ザ・ブラックVを採用しました(勿論コマンド持ちSAも理由の一つです)

また1枚のカードの採用理由を周りの人達に意見を頂きながら一から考えることで僕自身の成長にも繋がり、とても良い機会となりましたw

そんなこんなで当日使用したレシピです

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黒速TheZERO ×2

プチョヘンザ、ミラダンテに対抗できる数少ないカード

ミラーにもカウンターを仕掛ける事で勝ちを拾うことが出来ます

解体人形ジェニー ×3

轟音ザ・ブラックVの枠を割くのに枚数を減らしました

マッドネス入りデッキの解答札として3投、もちろん4ターン目のムーブとしても上記に述べている通り強力です

絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート ×4

轟音ザ・ブラックVの枠を割くのに減らす択が有りましたが、封印からリソースを回収という点が他のコマンド持ちSAと比べて群を抜いて優れているため4枚確定の枠となりました

超次元リバイヴ・ホール ×2

ミラダンテをケアするのに最低限必要な枚数を投入しました

それ以外にもアンタアンタやプチョヘンザに対してのガンヴィートなど汎用性が高いカードです

ボルメテウス・ホワイト・フレア ×2

轟音ザ・ブラックVを3投するのに枠を割いたカード

赤黒デッドゾーンのSトリガーとしては優秀ですが、ホーリーと違って打点に成らない点、黒を持たない多色であるため初手に来ると腐る点を考慮し2枚の枠となりました

Dの禁断ドキンダムエリア ×3

サソリス等の横に展開するデッキへの解答札

Dスイッチでデッドゾーンを墓地に落とし、侵略で除去によって置換された封印を剥がす事が出来るため、かなりの好相性を発揮します

但しオプティマスループなどのD2フィールドを使うデッキには貼るタイミングに注意が必要です

確実に引きたい場面が多いので3投です

 

黒速TheZEROや超次元リバイヴ・ホールは何をメタるかで枚数が変わって来ると思うので環境枠ですね

個人的にこの構築はかなり満足していますw

 

〜プレイング〜

3ターン目にトリッパーを建てて、相手のデッキにマッドネスが入っていそうなら解体でピーピング、マッドネスを握って無いなら解体にサイコを乗せます(トップで引かれたら知らん)

マッドネスが入っていないと思われるデッキならザブラサイコしましょう

もしマッドネスが飛んで来ても一体ぐらいならデッドゾーンを乗せて解決します

後はフルパンしてお願いホーリーまたはエリアを貼る事で大体勝てます、簡単ですね

最後の詰めにサイコを侵略させるかは悩み所ですが、相手の墓地やマナを確認して相手がハンドに忍者などのカウンター札またはマッドネスを握っているかどうか考えましょう

特に赤黒バスターやモルトNEXTなどのデッキにはカウンター札とマッドネスを両方積んでいる場合が多いため、しっかりとした見極めが重要です

サイコでタイザーを引き、効果でボルドギを捲られると悲惨な事になりますw

 

〜CS当日〜

僕は面白い文章を書ける派の人間では無いので簡潔に書きます

 

予選

1回戦 5cバスター 勝ち

ザブラサイコサイコ(以下略

2回戦 5cバスター 勝ち

ザブラサイコエリア(以下略

3回戦 オプティマスループ 負け (れもねーどさん)

トリッパーなし、4ターン目はザブラのみ

相手のズンドコを警戒せずにエリアを貼るプレミ

4回戦 5cバスター 勝ち

トリッパー解体エリア

プチョヘンザを絡めてフルパンされるも侵略ZEROやホールガンヴィートで封印をベリベリ剥がして打点形成

Bブロック7位で予選通過

 

決勝トーナメント

1回戦 オプティマスループ 負け (れもねーどさん)

トリッパー、4ターン目は解体とザブラサイコなし

バイヴアンタアンタイーヴィルで吸い込む3枚が見えていたので、デッドゾーンを絡めてジャスキルを狙うもブサマル

ズンドコを貼られていたので、返しのターンでループ

本戦1没ベスト16

 

今回の結果から考察すると、やはり4ターン目の動き(ハンデス)の有無で勝敗が大きく変わるということです

予選で4ターン目に解体またはザブラサイコのムーブをしている試合は全て取れています

またループ相手だとパーツをハンドに抱えている場合が多く、それを2試合ともハンデス主体のデッキにも関わらずハンデスすることが出来なかったのが今回の敗因だと考えています

(他にもズンドコにエリアを貼り返せなかった等があります)

今回のCSで赤黒デッドゾーンは引きが求められるデッキだということを改めて実感しましたw

 

〜振り返り〜

5cバスターの流行に伴い、予選3/4が5cバスターは驚きましたw

一方、青白ミラダンテは見ておらず、赤白ジョバンニを取れる緑単サソリスが増えていた感じだったので、デッキ選択のメタ張りとしては赤黒デッドゾーンが正解だったと思います

自分の理論を元にした構築で予選を抜ける事が出来たため、今回の結果には割と満足していますw

年内のCSは今回が最後でした、それと同時にダイハ期も終了という事で、吸い込むpさえ取れなかった事に悲しみを覚えます(泣)

でもDMを始めて1年にしては頑張ったかなw

来期はベスト8入賞を目指します👊

 

学校をサボると予選通過が出来るのはマジだった

 

今回は終わりです、失礼しました